オムロン ヘルスケア

オムロンヘルスケア株式会社について

オムロンヘルスケア株式会社は、東証プライム市場に上場しているオムロン株式会社の完全子会社であり、健康機器の開発、製造、販売を主な事業とする企業です。2003年7月にオムロンの社内カンパニーであったヘルスケアビジネスカンパニーが分社化し設立されました。オムロンブランドの血圧計や体重体組成計を中心に、電動歯ブラシや歩数計など、一般消費者向けの幅広い健康機器を取り扱っています。

事業概要

オムロンヘルスケアは、家庭用健康機器市場において、特に血圧計で高いシェアを誇ります。また、以前は子会社であったオムロン コーリンが取り扱っていた医療機関向け製品の企画・開発も担当しており、医療現場にも貢献しています。2007年からは、一般向け健康機器のイメージキャラクターとして、フィギュアスケート選手の浅田真央さんを起用し、ブランドイメージの向上を図っています。

沿革

2003年7月: オムロン株式会社のヘルスケアビジネスカンパニーが分社化し、オムロンヘルスケア株式会社が設立。
2003年7月: 血圧計の累計販売台数が5,000万台を突破。
2003年9月: ニプロ株式会社と共同で、経肺薬液投与のDDS（ドラッグデリバリーシステム）を開発。
2005年6月: コーリンメディカルテクノロジー株式会社（後のオムロン コーリン株式会社）を子会社化。
2006年4月: オムロンヘルスケアの医療機器営業部をコーリンメディカルテクノロジーへ、コーリンメディカルテクノロジーの開発・マーケティング本部をオムロンヘルスケアへ移管。
2008年4月: 血糖値自己測定器「プレシジョン エクシード」を発売。
2011年10月: 本社を京都市右京区から京都府向日市へ移転。
2012年4月: 子会社のオムロン松阪を吸収合併し、生産機能を統合。
2012年7月: NTTドコモとの合弁で、ドコモ・ヘルスケア株式会社を設立（出資比率：NTTドコモ66%、オムロンヘルスケア36%）。
2016年12月: 子会社であったオムロン コーリン株式会社の全株式をフクダ電子株式会社に譲渡。
2020年1月: ドコモ・ヘルスケア株式会社の全株式をNTTドコモへ譲渡。

主な製品

オムロンヘルスケアは、以下の様な幅広い製品を取り扱っています。

体重体組成計・体脂肪計: 一部の製品は「カラダスキャン」というブランド名で展開されています。
血圧計: 腕を入れるタイプの製品は「スポットアーム」というブランド名で販売されています。
体温計: 「けんおんくん」などのブランドで展開されています。
歩数計・活動量計: 「Walking style」「STEPS」「Active style Pro」などのブランドがあります。
携帯型心電計
電動歯ブラシ・口腔洗浄器: 「メディクリーン」「シュシュ マイクロビブラート」「エレピック」などのブランドがあります。
治療器: 「エレパルス」「ぐっと楽」などのブランドがあります。
ネブライザ
吸入器: 「スチームサワ」などがあります。
検査薬: 妊娠検査薬「クリアブルー」や排卵日予測検査薬などがあります。
マッサージ機器: 「TOKOTON」などのブランドがあります。
補聴器: 「イヤメイト」などのブランドがあります。

関連情報

親会社: オムロン株式会社
外部リンク:
オムロン ヘルスケア
* オムロン ヘルスケアマーケティング

オムロンヘルスケアは、家庭用健康機器市場において、革新的な製品とサービスを提供し、人々の健康と生活の質の向上に貢献しています。

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